稗木場

特派員便り 稗木場郷から

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    人口/世帯数 790人/272世帯  2010.09.30現在 面積 1.87k㎡
    概要  昔の川や田んぼの風景は変わったものの、のどかで、美しく豊かな自然に満ちた田園風景と、先人の歴史を秘め、人情味あふれる稗木場地区。

    花見など、日本には「場所の旬」を楽しむ文化があります。この地区にそれを探すとすれば、何と言っても春に白い花が咲き誇る『梨園のある農村風景』でしょう。

    地区内を流れる二つの川。今や絶滅危惧種のメダカや、産卵に必要な二枚貝などの減少で絶滅が危ぶまれている「ニガッショ」(アブラボテ)と、二枚貝の「百貫ゲー」(ドブガイ)が生息する『昔ながらの豊かな川』であります。

    400年の歴史を誇る波佐見焼。初めて「火」が入れられたのは、下稗観音堂地下に眠る「下稗木場窯跡」でした。平成5年に発掘調査が行なわれ、出土したやきものは全て陶器で、皿、碗、船徳利などが発見されました。出土品の特徴から『町内最古の登窯』であることが明らかになり、波佐見焼の歴史がここから始まりました。史跡は他にも「富永冶助父子の墓」があり、昭和56年に町文化財に指定されています。

    今年で8回目の『田んなか・どろどんぎょ祭り』。子どもたちを地域で育てようとの主旨で、壮年会が主催し、自治会とPTAが連携して行なっています。

    無心で田んぼに飛び込んだり、ワニのように腹ばいで前進したりユニークな競技だけでなく、「田の神様の踊り」、「田んぼ版のシンクロ」、南小学校伝統の「ソーラン節」で祭りは大いに盛り上がります。 圧巻は競技前に行なう大人たちの模範演技。そのすごさには誰もが圧倒されます。さらに手づくりの「ワラ縄で編んだバレーネット」や「芸術的なシャワー」、「子供たちを描いた大きな看板」など。『地域の人財力』も光ります。

    これからも自然や歴史遺産、人財力など地区に「あるもの」を生かして『楽しいふるさと』にしたいものです。

    施設・史跡 長崎県窯業技術センター  下稗木場窯跡  富永治助父子の墓  山角遺跡
    通信(行事) 稗木場郷球技大会  田んなか・どろどんぎょ祭り  鬼火焚き  子供料理教室  暮らしの文化祭
    おもしろ田んぼの学校
    名物・自慢・達人 波佐見梨の産地  野鳥の楽園(耳取ため池他)  落語 善四郎原亭山楽(山村 学)
    写真
    富永治助父子の墓

    下稗木場窯跡

    長崎県窯業技術センター
    落語 善四郎原亭山楽(山村 学さん)
    区域
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